剧情介绍
国民的アニメ「サザエさん」がフジテレビ開局50周年記念で実写ドラマ化(今秋放送予定)され、
女優の観月ありさ(32)がサザエ役に挑むことが30日、分かった。
過去に浅野温子(48)らが演じてきた“日本一有名な主婦”の大役で、
同局側が数年越しで観月にオファーして実現。「いつかこの役を演じるんだろうなと思っていた」と、
ソックリの髪型で張り切っている。
観月×サザエ。絶妙のキャスティングで、期待のスペシャルドラマが登場する。
原作は長谷川町子さんの漫画で、フジ系では1969年10月からアニメ(日曜後6・30)がスタート。
今年で40周年だ。79年9月16日放送分で過去最高の視聴率39.4%を記録、
テレビ界全体で数字が低迷している最近も、10%台後半から20%前後をキープしている。
同局では5年前から新たな実写化を企画し、観月にラブコール。企画を担当したアニメ版の
松崎容子プロデューサーは「今や日本で一番のコメディエンヌで、
子供から大人まですべての世代から愛される観月さんはサザエにピッタリ」と起用理由を説明する。
国民的キャラクターに挑む観月は「光栄です。数年前から何度かお話をいただいていたので、違和感はまったくなかった」と自然体だ。
これまでの実写ドラマ版では、65~67年にTBS系で江利チエミさんが、81~85年にフジ系で星野知子(51)が、92~96年に同局系で浅野温子がサザエ役を演じてきたのが有名だ。観月も「中学生のときに見た浅野さんのサザエさんが印象に残っています。テンポ感があってコメディーのイメージが強かった」と話す。
今回はアニメ放送がスタートした69年当時を舞台に、家族だんらんの大切さをテーマとしたオムニバス3本立てを2時間半枠で送る。観月は「アニメに忠実に描くということで、お芝居の質もちょっと変えて、今までとはひと味違った実写版をお見せできれば。アニメのイメージを損なわないように頑張って演じたい」。観月版サザエに意欲を燃やしている。