夫の遺志を継ぎ組長を襲名したヒロインが、抗争に終止符を打つべく立ち上がる姿を描く任侠アクション。大下英治の同名小説の映画化で、監督は本作がデビューとなる『東京原発』の山川元。 　　関東の巨大組織・鯉城組と関西の吉本組は血で血を分けた勢力抗争を繰り返していた。ある日、鯉城組三代目原田慎一郎は竜崎組のヒットマンに命を奪われてしまう。組長を守れなかった英二は、吉本に報復を果たす。鯉城組の看板を三代目姐、原田冴子担し英二は刑務所に服役することになる。数年後、刑期を終えた英二が見たものは…。