とうとうネタが尽きたのか、『スーパージャンク』シリーズの最後を飾るのは日本で編集された“単なるニュース映像集　但しグロ増量”といった風なシロモノ。 　　監督はコレが評価されたのか何なのか、翌年に『ショッキング大陸　虐殺と奇習』という同じ方向性のビデオも監督しております。 　　本編のダイジェスト映像が流されつつ、納谷六郎のナレーションで“世界の終わりは近い！（要約）”と煽られるものの、上にも書いたとおりニュース映像からの流用が9割以上を占めているこの作品は、ＴＶ放映ではカットされる死者や重傷者の姿を映しているというだけで、残酷ドキュメントとしては些かインパクトに欠けています。 　　構成も下手糞でナレーションの文面も凡庸、平たく言えばつまらない部類に入る作品ですので、手抜き気味に内容の列挙でお茶を濁しますよ。